指示待ち人間であふれることの弊害
1つ目は、相談者の方が悩まれているようにチームのスピードが格段に落ちます。何かお願いしたいときに都度細かい指示をしなければならないわけですから、マネジャーの時間がかかります。メンバーもマネジャーから次の指示があるまで動けないわけですから、チームとしての動きはかなり遅くなります。
2つ目は、マネジャーのストレスです。指示をしないと動けないメンバーに囲まれたマネジャーは次第にイライラしてきます。このような状態はマネジャー自身にとってもよくないですし、メンバーにマネジャーのイライラが伝わればメンバーのやる気も削がれます。マネジャーのストレスに端を発し、チーム全体を士気を下げてしまうのです。
3つ目はメンバーの離散です。次の指示があるまで動けないような状態は、当然メンバーにとってやりがいあふれる状態とは言いがたいでしょう。メンバーは成長実感を感じることができず、離職などでチームを離れていきます。
引用元:<https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2209/12/news050.html
指示をしなければ動かない人間のことを世間では「指示待ち人間」と呼びます。 細かく指示をしても、ざっくり指示をしても、結局は指示待ち人間が生まれてしまいます。 指示は具体的すぎても抽象的すぎてもダメで、「程よい抽象度」で設定することがポイントになります。 具体的すぎても、抽象的すぎても、指示待ち人間を生んでしまいます。「程よい抽象度」というのもなかなか難しいことかもしれませんが、
方向性がわかり、具体的なアクションを自発的に考え、動ける指示を与える必要があります。
人それぞれに合った指示の仕方を丁寧に行っていかないといけないのでしょう。
いつかは方向性だけを示せば、自ら考え、動ける人材になることを祈って。
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