得てして人は問題があったという情報をもとに考えてしまうものですが、実は問題がなかったという情報も考えていくうえでは重要な情報になります。せっかく調べてわかった情報はしっかりと次につなげていきましょう。思考を進めていくと情報量がどんどんと増えていき、その結果、どういう過程を経て今に至っているかを理解することが難しくなるからです。また、繰り返し進んでいく過程を踏むと時間が進むこともあり、出発点に近いところの内容は記憶しておくことが難しく忘れ去られる傾向にあります。その結果、覚えている範囲の情報から、なんとなく思考を進めるという状態に陥ってしまいます。何を調べて、何に問題があり、何に問題がなかったのかが、曖昧になってくると今考えている結論がなぜ出ているのかもわからなくなります。また、正しい内容なのかどうかも経緯が追えないため、判断がつかないということになってしまいます。そこで、思考の地図を書きながら進むということを意識してみましょう。心がけてほしいことは、2点です。問題があったことだけでなく問題がなかったことにも価値があるため、きちんと漏らさないように記録をすること。そして、どういう流れで今、その結論をだしているのか、そのつながりがわかるように考えてきた経緯を足取りとして追えるように記録をしておきましょう。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/456177
簡単にまとめると下記になるかと
・迷子にならないために図で可視化する
・失敗要因の仮設を、成功要因にて打ち消す
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