長年ひきこもりの人を診てきた精神科医が警鐘「リモートワークが快適な人」の"ある危険な兆候"

2022/01/18

テレワーク 人間力

t f B! P L

フランスの精神分析家ジャック・ラカンの「欲望は他者の欲望である」という有名なテーゼを紹介しておきたいと思います。欲望や意欲というものは、自分の中から自然に芽生えるもののように見えて、実は他者が起源で、他者から供給し続けてもらわないと維持できない、とラカンは説きます。
なぜか人の欲しがるものを自分も欲しいと思います。自分の欲望を他者に見せつけて、その承認を得たいと願ったりもします。しまいには、「満たされない欲望を持ちたいという欲望」を持ってしまったりもするわけです。
人間の欲望には、必ず他者が関わってきます。ですから、進んで他者との関係を断つような環境にいると、それは維持できなくなってしまう。
【斎藤】そうです。人が必要な欲望を維持し活性化させるためには、他人と会って、ある程度その暴力に曝されることが必要になるのではないか。私はそんなふうに考えています。


引用元:https://president.jp/articles/-/52743


人間の欲望には、必ず他者が関わってくる。
ですので、人との接触が少なくなると、欲望も衰退し、やる気さえも衰えてしまう。
とのことです。
確かに人との接触が減ると、人の中にいる煩わしさも減ります。
確かに楽です。
でもそれに慣れてしまうと、もう一般社会に戻れない気もします。
一般社会というものがリモートだけで回るのであればいいのですが、
まだまだそんな環境にはなりきれていないと思います。
やはり人と人が会うことで発生する関係性も大事です。
リモートでは分からないものがそこにはあります。
それらをITで解決できるのであれば、
次の世界が広がるのではないかと思います。

このブログを検索

アーカイブ

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ