ソフトウェア開発で欠かせないのがソフトウェアテストだ。10年前は、まず手動テストをつくり、それをいかに自動化するのかがソフトウェアテストの自動化だと考えられていた。浅黄氏が10年前に抱いていた自動テストのイメージも「人間の手で操作しているテストを自動化する」というものだった。しかし現在ではまったく違い、自動テストを作ることが普通になっている。つまり、手動テストをもとに自動化するのではなく、テストそのものが自動で行われるものと、意識が変わっている。
スコープ:いまはフロントエンドとバックエンドで分けてテストを行う。
テスト範囲:大きく行っていたものを小さく、広く行っていたものをより狭くしていくことが増えている。
テストスピード:毎日テストを行うのは当たり前。
自動テストの実行時間:かっては数時間。いまでは数分、数秒で終わる。
現在、開発の中やデプロイメントパイプラインに自動テストを入れ込まないと、もうソフトウェア開発が進まなくなってしまっている。さらに開発エンジニアが担う領域が拡大している。従来であればテストはテスト担当のエンジニアが行い、開発は開発エンジニアが行うものだった。しかし現在だと開発エンジニアも一緒にテストに参加する必要があり、それにともない理解しておくべき技術領域も増えている。開発環境におけるOSSや仮想化、コンテナ化、テスト技術における技法や設計を知らなければ、テストそのものがうまく行えない。
引用元:https://codezine.jp/article/detail/15627
テスト自動化はここまで進んでいるようだ。
我々はテスト自動化というものにまだまだ取り組めていない。
何度か試したことはあるが、常に挫折を繰り返している。
リソースも予算も十分に用意できていないのが大きい。
目の前のことで精一杯で、先のことを考えることができていない。
それが年々重荷になってきている。
このままでは作業量に押しつぶされてしまう。
どこかで改革していかなければいけない。
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