否定してくる人の特徴のひとつに「部分否定」があります。「目的・ゴールに向かうための否定」ではなく、「好みや思い込みをベースにした部分的な否定」です。そういうときは話を広いところにもっていきましょう。部分的な話を続けると、否定する人の思うつぼ。その部分で「ああでもないこうでもない」と話してもラチがあきません。一歩間違うと、感情の戦いになってしまうこともあります。一刻も早く、話題をずらすべきです。
スムーズに話題をずらすコツは「ゴールの確認」をすること。否定してくる人との話は常にゴールを意識し、ゴールに向かっているか、いないかを確認しながら進めていくのです。
なんでも否定する人の理由で書いたように、否定するのは「自分の優位性」「負けたくないコンプレクス」「自己肯定」です。そこの部分を満たす返答をすることで、相手はもうNOとは言いにくくなるはずです。 なぜなら否定する理由がなくなるからです。
なんでも否定する人など、ちょっと面倒な人にどう対応したらいいかを考えるときに役立つのが「伝わる構造」です。「伝わるとはどういうことか」の構造を理解しておくと、さまざまな場面に応用ができ、たとえば面倒な人にどう対応するかを考えるときにも大きな武器になってくれるはずです。
一方で「否定」にはいい部分もあります。否定によってさまざまな課題を発見できます。私は編集の仕事をしていますが、意識的に「否定」を活用していて、これを「性悪視点」と呼んでいます。
もともと人間の脳はネガティブなものにフォーカスをあてやすくできています。
たとえば、「好きな食べ物はなんですか?」という質問をするとすぐに答えが出ない人でも、「嫌いな食べ物は何ですか?」と聞くとすぐに答えが出ることがあります。嫌いなもののほうが、より強くインプットされているからです。ポジティブ思考になるためには意識や練習が必要と言われるのもそのためです。
そう考えると「すぐ否定する人」がいることも理解できる部分もあります。だからといって面倒な人であることに変わりはありません。ぜひ対応策を身につけてください。
また一方で、自分が「すぐ否定する人」にならないように気をつけたいところです。「己の欲せざるところは人に施すことなかれ」これは孔子の言葉ですが、孔子が弟子から一生努力をしなければならない言葉を何かもらえないかと頼まれて、与えた言葉だそうです。
自分にしてほしくないことは他人にするな。「すぐ否定してしまう」ことは無意識に自分もやってしまうかもしれません。対応策も大切ですが、自分はそうしないということを意識することも必要なのかもしれません。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/537964
自分も否定的だと言われていました。
「できないことはできない」と言うのが当然だと思っていました。
自分のチームを部下を守るために。
ただいつもできません。という自分自身にも嫌気がさしてきました。
それからは「どうすればできるのか」を考えるようにしています。
それでもできないものはできません。
リソースを増やせるのか、コストを増やせるのか、期間を延ばせるのか等々をまとめ、
妥協案、代替え案を出すようにしてます。手間はかかってしまいますが、、、
そして今、自分がどう思われているのか分かりません。
話しがズレてしまいましたが、面倒な人はいます。絶対にいます。
たぶん無意識なのだと思います。
立場が変わらないと理解することもできないのかもしれません。
少なくと自分自身は面倒な人にならないようにしていきたいです。
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