「アイデア」と「思いつき」、その分岐点はどこでしょうか?
両方とも、頭の中で「閃く」という意味では同じものかもしれません。しかし、根本的な違いがあります。
それが「相手」の存在です。
「アイデア」は外に開かれたものです。「思いつき」は内に閉じられたものです。
「アイデア」は人を幸せにします。「思いつき」は自分しか幸せになれません。
「アイデア」は必ず相手が存在します。「思いつき」は自分しか存在しません。
つまり、採用されるアイデアを生む第一歩は、「相手になり切ること」です。私はこれを「ナリキリ」と呼んでいます。
単に「相手の立場で考える」といった程度の意識転換ではなく、完全に相手と一体化するという意味です。
私は、現在も企画コンペで勝率88%を誇っています。周囲からは「バカ勝ち!」と呼ばれています。しかしそれでも年に1〜2回は負けてしまいます。
そんなとき、私は負けた理由を相手のせいにすることはありません。敗因は、すべて私のアイデアにあるのです。
つまり、提案したアイデアは、「アイデア」ではなく「思いつき」にすぎなかったのです。相手の本当に望むものがわかっていなかったのです。足りなかったのは、「発想」ではなく「ナリキリ」だったのです。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/588384
私もつい、思いつきで指示を出してしまいそうになります。
ただ、改めて考えると、自分勝手な判断であったり
言葉足らずだったり、不適切な言葉だったりします。
やりたいことは変わらないとは思うのですが、、、
受け手のことは考えていますが、ナリキルことまではできてません。
ナリキルことができるまで考えることができれば、
おもいは、今よりも伝わるような気もします。
ナリキルことがおもいやりなのかもしれません。
おもいやりを忘れずにいたいです。
主題からズレてしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿