相手を「受け入れる」のではなく「受け止める」
意見や価値観の違う人を「受け入れる」のは、大きなストレスになります。だからといって、「イヤです」「あなたが間違っている」と拒絶してしまうと、相手がストレスを感じるでしょう。
そこで、「受け止める」のです。
「受け止める」とは、「受け入れる」と「拒絶する」のちょうど中間にあるもので、
「自分の意見とは違うけれど、あなたの意見はそうなんですね」と、考えます。
受け入れなくてもいいのが前提なので自分にもストレスがかからないし、相手も「とりあえずは聞いてくれたな」と思いますからストレスがありません。
人間関係の問題というのは、「仲良くなること」をゴールにしてしまうと、とても難しいものになります。
そうではなく、
「人間関係にまつわるストレスや悩みを限りなく小さくしていく」
ということを目的とする。
そうすれば、あまり苦しまずに済むように思うのです。
「もし神様が本当にいるとしたら、なぜ自分とこの人を出会わせた?」
と、考えてみるのもいいと思います。
神様を信じる信じないはさておいて、ここでいう「神様」とは、あなたのことを大切に思い、あなたのためになることをしてくれる存在のことです。
「うまくいかない人との出会いにも意味があるのではないか」という視点で考えてみるということです。
「この人との関係を通して、学んだことはなんだろう?」
「この人との出会いに、どんな意味があっただろう?」
という視点から悩ましい人間関係を受け止めてみると、不思議と前向きな意見が出てくることが多いのです。
これでだいぶ気が楽になるかもしれません。
「受け入れる」ことができないのは、
自分の器量が小さいから、心が狭いから。
けど認めたくない人のために、
なぜそこまでしなければいけない。
という気持ちも拭いきれません。
やはり心がちっぽけなのかもしれません。
もっと大きな人間にならないといけないです。
0 件のコメント:
コメントを投稿